蓋を外すタイミング

蓋100%入れた場合、裁量で蓋を外す必要があります。
このページでは、どこで蓋を外してDDを0にするか提案しています。
必ずしもこの方法で対処しなければいけないわけではありません。

蓋100%が入った際は、以下の手順で蓋を外して破綻を免れます。
※相場は想定しない動きをすることがあるため、必ず破綻を免れるということではありません。

 

蓋を外す手順

1.蓋100%入る(100%でなくてもOKです)
2.EAの自動売買をOFFに
3.蓋を決済する
4.DDが0%になったら決済(利益が出そうならそのまま利益出す)or DDの%が低くなってきたら損切り

 

具体的にどこで蓋を外すか?

ここで提案するのは、サポートラインを引いて、ラインを抜けたら蓋を外します。

蓋が入ったということは、急激にトレンドが発生してトレンドが継続されているということになります。
そのため、蓋が入ったタイミングでトレンドラインが発生している可能性が高くなります。

トレンドラインとは?
トレンドラインは上昇or下落が継続した際に、引けるラインになります。
上昇なら下に、下落なら上にラインを引きます。

2025年のGWのトレンドラインはこちら(10分足)
15分、30分、1時間足でも同じようなラインが引けます。

 

上昇のトレンドラインを抜けたら、そこから下落する可能性があります。
蓋が入っているということは、上昇トレンドができてますのでラインを引いて、そこを下回ったところが蓋の決済ラインとなります。

この決済ラインのチャンスを逃すと塩漬けとなってしまう(次のチャンスを伺って裁量トレードできる方は問題ありません。)ため、裁量に慣れてなくて初心者の方は、この決済ラインがわかりやすくなっています。

 

GWの相場で、DD75%で100%蓋を入れた場合の決済ラインがこちらです。

 

10分足でトレンドを引いて、一度大幅下落して一時上昇(この時トレンドラインに届かず反発)、再度下落したところが一番の決済ライン①となります。

上昇トレンドが続いた場合、「一度大幅下落して一時上昇(この時トレンドラインに届かず反発)、再度下落したところ」が発生する可能性が高いですが、必ずしもこうなるとは限りません。

トレンドラインを抜けたところですぐに蓋を決済する②もありですが、トレンドラインまで一時上昇することを考えて余裕資金があれば資金を追加して維持率を上げておくのもありです。

①を狙うメリット
一時上昇で破綻のリスクを免れる
①を狙うデメリット
一時上昇せず下落したら決済タイミングを逃す

②を狙うメリット
必ず蓋を外せるため塩漬けのリスクがない
②を狙うデメリット
蓋を外してから一時上昇する可能性があることを見込んでおく

 

 

5分、10分、15分、30分、1時間足でラインを引くことが可能ですが、時間足が短い(15分→10分→5分)ほど蓋決済の判断が早くなります。
ただし、時間足が長い(5分→10分→15分)ほどチャートの信用度が高くなります。

①の決済を狙う場合は、5分、10分、15分の短期足で判断することをお勧めします。1時間足などの長期足だと①のサインが見えないことがあります。

GWの相場では、DD75%で100%蓋が入ってその後さらに上昇したため、蓋が利益の状態で決済できたため理想の形ですが、蓋が入って破綻ラインまで到達せずに反転することもあります。この場合、蓋が入ってすぐに反転しているため、蓋がマイナスの状態となります。

2025/6/24の相場で蓋を入れていた場合がこちらです。

下落してDD75%で蓋を入れた場合、その後上昇して蓋を入れたラインより上で決済しなければいけなくなります。

ラインを抜けて一時下落して上昇したところで蓋を決済しています。

 

ラインの引き方

XMのMT4が一番チャートの動きが速いため、MT4でラインが引ける方はMT4で引いてください。

以下は、TradViewdingでラインを引く方法です。

こちらにアクセスしてください。

https://jp.tradingview.com/chart/?symbol=OANDA%3AXAUUSD

①で時間足を指定
②でトレンドラインを選択
③チャートにラインが引けるようになります。